今年こそという人間の 7months

気がつけば夏。
新年あけましておめでとうと同時に、
あれをやろう、これをやろうとたてたはずの抱負。

なんとなくで仕事をし、なんとなくで時間が過ぎていく。
このままじゃいけないと、現状打破を誓い立てた抱負。

それが気がつけば夏。
まいったな。どうしようか、とグリーンダカラちゃんにたずねたところで
「ふ〜ん。・・・だから?」
と彼女はそつない返事ばかり。

働き始めて2年半。
あまり希望を叶えられた就職ではなかった。
比較的ぼんやりとした就職活動、
それでも自分としては必死にやっていたつもりだったが、
今思うと、自分の人生なのになんだか他人事のようだった。

結果、それなりにやりがいを見つけようともがき、
一定の評価を社内で得ながらも、
どうも実感が得られていない。
自分はこれをやるべきなのだ、という実感が。

入社当初の「熱病」が冷めたころ、
幸運にも2年目から希望していた海外新規事業部へ配属になり、
難しいこと、うまくいかないこと、ようは空振りもどんどん増えていく。
任されることもどんどん増えた。
サボることもどんどん覚えた。

結果、他人事がもっともっと他人事になり、
じぶんがどうしたいとか、なにがたのしいとか、
そういうことから日々がズレていく。

それでいて身動きがとれないこの息苦しさをどうにかしなければ。
そう考えてHello World,Happy New Year、そして抱負ホウフHOW WHO.
自分で考えて選択したはずのことなのに、次の瞬間にはなぜかひとごと。
つまるところちゃんと選択していなかった、流されていただけのことなのかもしてない。

そろそろ潮時だと思う。
何かをして後悔するにしても、
このまま30歳になったときにする後悔より
なんだかよっぽどマシものになりそうだ、と感じている。

ただ、そこで、いつものごとく、
思いつきでエイヤと決断をして、
何か大きな決断をしたような気分になって、全然地に足は着いていなくて、
3年後にやっぱり後悔をする。
そんな繰り返しはもうしたくないので、
それなりにきっちりと向き合っていこうと思う。

7月最後の日、もう一度抱負。以上自分語り。
同じようなことを感じている25〜6歳の若手というのはとても多いんじゃないのかな。
うだるような暑さのなかで、思い込みの熱から冷めた
アテマチガったパーマネント。

works.